日本でバンク・オブ・アメリカの口座解約をした体験談 その3 チェックの受け取りそして資金化へ
バンカメの口座を解約し資金化するまでの体験談を引き続きお伝えします。
その1・その2もどうぞ☟
EMSで口座解約依頼書を発送してから
口座解約完了
EMSにて口座解約依頼書の発送をしてから1週間ほど経ち、EMSを送った時に「国際郵便サービス」なるものに登録をしておいたのでそちらから配達完了したというメールが来ました。
その後さらに1週間ほど経ってとうとうバンカメからチェッキングアカウントとセービングアカウントの口座解約完了メールがきました。待ってました~。
メールを受け取ってすぐバンカメのオンラインバンキングにログインしてみたところ、いつも通りログインはできました。
資金の行方
へーまだログインできるんだ~と思って進めていくとクレジットカードのアカウントだけがまだ残ったままで他のアカウントは消失していました。
口座解約依頼書にはクレジットのアカウントも一緒に記載しておいたのですけどこれは解約できないのかな。実はクレジットのことはすっかり確認し忘れてまして、解約依頼書には勝手に載せてみたんです。とりあえず、クレジットカード使う気もないのでしばらく放置しておくことにしました。
解約した後の資金に関しての記載や連絡事項は特になく、届いたメールにも特に触れられてはいませんでした。そこが一番大事なのですがしばらく待つことに。電話確認した時に解約したらチェックを発行すると言っていたのできっと送ってくるはず。
TwitterDMで最後の問い合わせ
その後2週間ほど待っても何も動きがなかったためTwitterDMで「チェックはいつ届くの?」と問い合わせしてみました。
すると・・・
ということでした。お、jenniferは前にも返事くれたことがあるな(笑)
そうして待つこと一か月・・・
Checkが届きました!!
個人情報なのでほとんど塗りつぶしになってしまいましたが(^^ゞ
チェッキングアカウントとセービングアカウントそれぞれ1枚ずつのチェックが届きました!!
それにしても、普通にポストに投函されていました。クレジットカードもそうですけど、紛失したら誰が責任取ってくれるんでしょう・・。私は普通郵便って紛失する前提で考えているので、届いたからいいものの毎回ぞっとするんですよね。
ちなみにチェックの残高は解約する前に把握していた金額とほとんど同じ。差額はセービングアカウントにつく利息分だけだと思います。
初めてTwitterDMでバンカメに問い合わせしてから3か月近くの月日を要しました。夫が単身赴任中でなければもう少しは早かったと思いますね。
jennifer alex marty ありがとう!!
次は資金化に向けてGO!です。
小切手を資金化するには
SMBC信託銀行
以前は大手都市銀行で海外小切手取り立ての取り扱いがあったはずなのですが現在はやめてしまったところが多く、SMBC信託銀行でできることがわかりました。
今回初めて知りましたがSMBC信託銀行はシティーバンクだったんですね。
渡米前にシティバンクに口座持っているといいのかなあ?と思って検討したことがありました。すでに解散していたんですね。
SMBC信託銀行での資金化について
まずはSMBC信託銀行に電話をしてみました。フリーダイヤルの番号がありましたがこれがまたなかなか繋がらない! 円安傾向になってから利用者が増えているとか。たくさんの人が同じようなことを考えているとか?!
小切手の取り立て
チェック(小切手)を資金化するためは、銀行に取り立て依頼し、取り立てた資金は口座に入金されます。そのためにまず口座を開設します。
私たちのチェックは共同口座のチェックです。共同口座のチェックを取り立てに出すには二人一緒に銀行に来店しなければならなず、もし口座名義人が一人で来店するのであればもう一人の同意書が必要なので事前に用意する必要があります。今回は同行するので特に問題なし。
取り立ててから資金化までは約3週間ほどだそうです。
口座の名義
共同口座のチェックでも、これから開設する口座名義はどちらでもいいとのこと。手続きするのになにかと動きやすい私名義で口座を作ることにしました。
マイナンバーカード
二人同時に来店するのであれば同意者は免許証などの本人確認書類、口座名義人に関してはマイナンバーカードが必要です。そこは偶然にも8月にマイナポイント欲しさにマイナンバーカードを取得済みでしたので問題なしです。
チェックの有効期限
チェックには有効期限があります。バンカメは発行日から90日です。8月11日に発行されているので11月9日(起算日をどこにするのかよくわからないので目途としての算出です)までに取り立てしなければなりません。
単身赴任中の夫にはまた有給休暇を取って平日に帰宅してもらうよう頼んでおき、私の予定を調整して9月末に来店することを事前に決めておきました。
9月末の来店であれば充分時間はあるので当日来店して口座開設するよりも、事前にネットで口座開設をする方が確実に手続きを進められるとのこと。言われたとおりにすることにしました。
インターネット口座開設
ネットでの口座開設は簡単でした。スマホでの申請になります。数日後に口座開設完了のメールが来て、1週間後にはデビットカード機能のついたキャッシュカードが届きました。
さらにその数日後、郵便でパスワード(PIN number)が届きました。そういえばバンカメでもPIN が郵便物で送られてきたのを思い出しました。パスワードは自動設定されているので自分のわかりやすいパスワードにすぐ変更しました。
署名か印鑑の登録
小切手の取り立てをするには、開設した口座に署名か印鑑を登録しなければならないと説明を受けました。私は署名ではなく印鑑を登録するつもりでしたので当日は印鑑持参で来店しました。
来店、小切手の取り立て
愛知県には名古屋支店、名駅近くのミッドランドスクエア内にオフィスがあります。朝の時間は道が混んでいるので朝一番での来店というわけには行きませんでしたが、まあまあ早い時間だったので待っている人も少なかったです。
気が付くと待っている人が結構増えていたので朝早く行って正解だったと思います。
取り立て手数料
担当者の指示に従って書類に記入し(夫は同意書にも)、印鑑を押下、チェックに裏書していよいよ取り立ての依頼をするのですが、裏書は日本語でも英語でもいいと言われたので、日本語で署名しました。
取り立て手数料は1枚5,000円。2枚なので10,000円でした。
バンカメでチェッキングアカウントにセービングアカウントのお金を全部移動しておけば1枚で済んだのに。。とこの時になって後悔。バンカメの口座を解約する前にオンラインバンキングできっとそれくらいはできたはずだったので5,000円思いっきり損した気分です。
取り立て不渡り手数料
万が一取り立てが失敗して不渡りになった場合は、取り立て手数料とは別にに1枚につき5,000円の不渡り手数料が必要だそうで、口座に10,000円入金しておくように言われました。まずそんなことはないと思いますけれど(^^ゞ、と担当者。
待ち時間の間にATMで10,000円入金しておきました。
ここまでできることは全てやりました。着金予定日は10月18日です。
口座維持手数料
SMBC信託銀行は口座維持手数料が掛かります。ここもアメリカっぽいです。
月2,200円はちょっと負担が大きいので絶対に口座維持手数料が掛からないようにしたいと思います。私の場合は9月に口座開設したので11月が初回判定月となります。予定通り10月18日に入金できれば判定月には口座維持手数料が無料になる条件を満たしているので当面手数料はかからず口座を維持していけそうです。
ついに資金化完了!!
バンカメの口座資金を移動したいと考え着手してから4か月。ついに全額の資金をアメリカから日本に移すことに成功しました。予定通り10月18日の朝にしっかりとこの目でチェックの額面通りの資金がドル建ての外貨口座にあることを確認しました。
SMBC信託銀行のデビットカードは海外で利用すると外貨口座からそのままドルで引き落としになり、現地で現金(ドル)の引き出しもできるので、将来的に海外へ行くことがあるのであればその時の為に口座を維持しておくのもいいかもしれません。
SMBC信託銀行の担当者が、今は海外赴任を終えた時に「帰国前に口座解約したほうがいい」と現地銀行の担当者に言われるらしいですよと言っていました。私たちが帰国する時は「そのまま口座を残しておいても大丈夫」と引き留められたんですが。16年も経てばそりゃあ世の中は変わりますよね。
以上バンカメの口座を日本から解約した体験談でした。
お読みいただきありがとうございました。