超かんたん! 北海道の赤飯の作り方 秘密のケンミンSHOWで紹介!
先日「秘密のケンミンSHOW」が再放送されていました。
そちらで紹介されていたのがこれ!! 「北海道の赤飯」です。
北海道の赤飯はピンクに色付けされていて、その最大の特徴は小豆の代わりに甘納豆が使用されていることです。全体的に甘いのでおやつ感覚で喜んで食べていたのを覚えています。
北海道出身の筆者はこの赤飯が特別なものだとはこれっぽっちも思っていませんでした。これが普通だと(笑)
小学校の運動会や家に人が集まる時、土曜日のお昼などなど様々な場面で目にしていたこの赤飯ですが、北海道特有のものだと知ったときはそれはそれはびっくりしたものです。
山梨県の一部でもこれを食べる地域があるという事を聞いてちょっとうれしくなりました。
北海道を離れてからはすっかり忘れてしまっていたこの赤飯ですが、ケンミンSHOWを観たら無性に食べたくなったので作ってみました。
今回は北海道の赤飯の作り方をご紹介します
北海道の赤飯の作り方
材料
●もち米3合
●金時甘納豆1袋
●食紅 少量
●ごましお
●紅ショウガ(冷蔵庫に在庫があったため使用前の写真なし)
解説
1.もち米を3合を量ります。
2.もち米を研いで水を切ります。
水に浸すとべチャッとした炊き上がりになるので、水を切ったあとすぐのもち米を炊きます。
食紅について
北海道のご家庭には必ずと言っていいほどこれが常備されていると思います。1度に少量しか使用しないので、1本を使い切るのに一体どれだけの時間がかかるのでしょう?!
実家に聞いてみたら「一生のうち2本買うか買わないかって程度じゃないかな」と。
親戚の家に行くと、いつ買ったのかわからないくらい箱がボロボロになった状態の食紅を、スプーンが置いてある引出しの隅っこあたりで発見します(笑)
▼筆者もいつ買ったのか覚えていません(-_-;)
3.食紅を少量のコップの水で溶かします。
食紅は少しの量で大丈夫です。専用さじの半分くらいを水に溶かします。溶かさず直接炊飯器に投入するとムラになる場合があります。
4.炊飯器にもち米とコップの食紅水を入れ、水をおこわの分量に合わせ入れます。
べチャッとなりやすいので水も気持ち少なめでいいと思います。おこわモードでスイッチオン!!
5.炊き上がったら甘納豆を投入します。
砂糖を水洗いして落としてから入れる方もいますが、わたしは甘党なのでそのまま投入します!お好みで。
6.よく混ぜて器に盛ります。
7.ゴマ塩をたくさん振って紅ショウガを添えます。
完成!! とっても簡単です。
甘納豆の甘さと、ごま塩の塩分が絶妙でいくらでも箸が進みます。たまに食べる紅しょうがとのマッチングが、これがまたいい口直しとなります。
赤飯というよりは和菓子を想像していただいた方がわかりやすいかもしれません。
ケンミンSHOWでは口々に「おいしい!!」と大絶賛されていました。正直大げさだなという感じは否めませんが、
わたしにとっては子どもの頃から慣れ親しんでいる懐かしい味なので、久しぶりに美味しくいただきました。
おわりに
北海道ではスーパーやコンビニなどで出来合いのこの赤飯が売っています。作り方もとても簡単なので手軽に食べることができます。
北海道のパン屋さんには「豆パン」という、金時甘納豆が入っているパンが必ずと言っていいくらい置いてあります。豆パンを本州で見かけることはあまりないので、北海道の人は基本的に「金時甘納豆」が好きなんだと思います。
本州ではこの大粒の金時甘納豆が、なかなかの入手困難品ですね。
今回の甘納豆は
名鉄百貨店メンズ館地下1階
北海道どさんこプラザ名古屋店で入手しました▼
▼北海道の赤飯は金時甘納豆がおススメです。
食紅の色付けは、あってもなくても味自体に変わりはありません。食紅がない場合は色付けはしなくてもいいのではないかと思ってはいます。気分の問題といったところでしょうか。
金時甘納豆が入手出来たら、ぜひ一度北海道の赤飯を試してみてはいかがでしょうか。新しい味にであえるかも??